橋本剃云

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剃髪・愛の会新年に
「お剃り初め」をしませんか?

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年の瀬も近づいてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このところ丸2年ずっとコロナコロナでなので今もずっと自粛でしょうか、それとも

オミクロン?感染爆発?
でもそんなの関係ねえ!
そんなの関係ねえ!
ということで堂々と旅行に出かける方針でしょうか?
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さて、年末年始といえば恒例なのが、寒中浴に代表される各種の禊(みそぎ)です。全身の禊をして清い心身で新年をお迎えするわけですから、当然、頭髪もその対象外というわけにはいきません…よね?(  ̄ー ̄)

というわけで今回は、「年が変わるタイミングで、心身を清めるとか何とか理由をでっち上げて剃髪を正当化して、それで愉しんじゃいませんか」というご提案です。名付けて「お剃り初め(おそりぞめ)」というご提案をしたいと思います。。

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★初心者にはまだ無理です★

はじめにお断りしておくと、セルフ剃髪によるお剃り初めを決行するためには、あなた自身にそれなりの腕前が求められます。まだ剃髪デビューから日が浅くて、T字カミソリでの出血が絶えないという人は、ちょっと残念ではありますがこういう重要な場面でのセルフ剃髪は避けたほうがいいでしょう。

もちろん、深夜まで営業している理容室が見つかれば、年越しの時刻に合わせて予約を入れておいてそのまま剃ってもらう、ということが一応可能です。とはいえ、特に大晦日は深夜営業どころか早じまい、場合によっては既に年末年始の長期休暇に突入済、というところが少なくないと思いますので、どこのお店が開いているのか、事前に入念な下調べをしておきましょう。

あるいは、お知り合いの中に「既に剃髪の腕前十分」という人がいらっしゃれば、そのかたに剃髪をお願いするという方法もあもちろんあります。

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★どこでやる?★

「お剃り初め」決行にはもうひとつ問題があります。「剃髪しながらの年越しの瞬間」を迎える場所をどこにするか、です。

まず、ご近所の銭湯なり日帰り温泉施設なりが大晦日に終夜営業をしてくれるのであれば、それを利用するのが有力な選択肢です。そこに来ている他のお客さんもみんな徹夜で年越しをする予定でしょうから、もしかしたら「同業者」に出会う機会があるかもしれません。

逆にそういう場所に行く機会がなければ、家庭をお持ちのかたの場合は大抵、自宅で年越しということになるでしょう。あるいは各所のカウントダウンイベントに参加するとか、日付が変わった時点で即座に初詣に行くとか、さらに朝まで待って初日の出を拝んだりとか、そういう可能性もあります。そういう状況の場合は、一晩のうちのどの時間帯に「禊」を割り当てるべきかを検討しておく必要があります。

ちなみにワタクシは独身で独り暮らしなので、今年の年越しは自宅からそれほど遠くない場所のビジネスホテル大晦日から3泊の予定で予約して、ホテルの浴室で剃髪する予定です。「独り静かにお剃り初めを完遂して、清々しい新年」なんて、何とも優雅じゃないですか。

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★寒さ対策を万全に★

さて、ここでひとつ注意点があります。当たり前といえば当たり前のことなのですが、1月の深夜3時・4時といった時間帯には、東京あたりでも外はかなり冷え込みます。場所が沖縄とかでない限り、剃りたてホヤホヤの素頭をさらして外を歩くのは危険ですので、普段通りきちんと防寒対策をしてから屋外に出るようにしてください。

ちなみに、ワタクシの失敗談をひとつご紹介しておくと、今から20年近く前これからの人生は剃髪道精進を第一にする、と腹を括ったはいいものの、まだ経験が1年か2年新米ペーペーだったころのことです。その年の大晦日の深夜、しっかりとお剃り初めを済ませて外出。そのまま、青春18きっぷを使って終夜運転の電車で旅に出かけました。

ところが、頭はかぶりものなしの素頭、服についても、その年の冬はちょうど暖かくて昼間はYシャツ1枚で過ごせる陽気だったのでそのYシャツ1枚だけ。こんな状態のまま、寒風吹きすさぶ屋外のプラットホームと、逆に暖房をガンガン効かせた特急列車の車内とを頻繁に行き来するハメになったので、体温調節に失敗して風邪をひいてしまいました。

改めて、当たり前のことではありますが冬の防寒対策は念入りに

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★おわりに★

というわけで、何となくとりとめのない話に終始して参りましたが、剃髪道を極めるといっても毎日同じことの繰り返しだけでは面白くありません。なので、多少強引にでも口実を作ってどんどん遊ぼう、と弊社では考えております。皆さまはこれについて、どうお考えでしょうか?ぜひ「自分はこういう流儀で剃髪道を歩んでいる」といったおたよりをお寄せいただければ幸いです。

「30日ルール」について:
坊主・剃髪デビューに失敗しないための心構え

つづく