橋本剃云

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剃髪・愛の会

読者さまからのおたより その11

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今回は一気に4通をご紹介します。すべて昨年の夏、「平成最後」旋風の最中の、それでいて前代未聞の猛暑の夏に戴いていたものです。「スポーツ少女」を中心にまとめてみました。

なお、今回も「事実なのかそれとも作り話なのか、判断するのは各自の責任で」ということにさせてください。

目 次
 
1. 全国大会出場を目指して「気合いで頭丸めた」というJCさん
2. 新人戦前になると、毎年のようにお坊さんが出来上がります
3. 先生は冗談で丸坊主だな!って言ってたらしいですが
4. 夏休み最終日。何か学期始めにインパクトのあることを…
❤ ❤ ❤

★全国大会出場を目指して「気合いで頭丸めた」というJCさん★

●2018.08.15 Sさん(女性、中学生)

気合いで頭丸めた。
とにかく全国に行きたい一心で。
1年間部活引退するまで。
今までは負けてもいいかって思ってた。
でも、勝ちたいって思った。
そのためにはまず身の回りからやろうって。
人生で初めて髪の毛切った。
ハサミなんか使ったことない
私の髪はバリカンによって無残に刈られていった。
残ったのは五厘頭の女の自分
新しい自分
ずっと変わりたかった
親には怒られた。どんだけ丁寧に髪も私も育てたかって。
でも髪を失って良かったと思ってる。
私はぜったい全国に行く

見事な詩文に仕上がっています。色のつけかたを見ていただければすぐにお分かりの通り、1行にきっちり1箇所ずつ「力点」を置いて読めるようになっています。(ただし、ワタクシが置いた流儀以外にも、力点の置き方は人によって何通りも考えられると思います。)そうやって「力点」を特に強調して音読していくと、冒頭に飛び出したコトバ通りの「気合い」の雰囲気がグッと伝わってくるじゃないですか。

内容についてのコメントもいくつか。

まず、「人生で初めて髪の毛切った」とのこと。すなわち、幼少期から投稿当時まで一度も髪を切ったことがないというスーパーロングヘアからいきなり「無残」な丸坊主に…そりゃあ、親御さんがお怒りになるのも無理からぬところですよ(笑)

でも、中学生ってのはそろそろ親離れ・子離れをスタートすべき時期のはずです。「今までは負けてもいいかって思ってた。でも、勝ちたいって思った。」ともありますので、結局のところ、この時点でオトナへの階段片足が乗って、結果的に大正解だったのではないでしょうか。

次に、「1年間部活引退するまで」とのこと。何の競技かは書いてありませんが、時期的にはそろそろ今年(2019年)の県大会の結果が出ている時期のはずです。今年こそ、全国大会出場のは叶いましたでしょうか? もし今もこちらを読んでいらっしゃいましたら、ぜひご一報いただけると幸いです。

そして、もう既に「気合いで頭丸めた」時点から丸1年が経過して、学校内では「Sさん=女子なのにいつも気合の入った五厘の人」というキャラが完全に定着していると思います。そして「部活引退するまで」ということは今年は中3で、今はこれから高校選びが本格化する時期だと思います。もし「気合い」以外にも丸刈りを継続する動機が何かありましたら(毎日の身支度がラクチンだとか、頭部が軽いので動きやすいとか)、ぜひ高校入試も、そしてその後の高校生活でも、坊主女子キャラで押し通すことを検討してみてください。

高校入試については「女子が坊主なんてケシカラン、という頭の固いところはこちらから願い下げ」という強気のスタンスで学校を選んでしまって問題ないと思いますし(→【ツーブロック禁止校則のある中高生さんへ#ハイレベルな高校を目指すべし】)、あるいはその後の成人式についても選択肢は山ほどありますから(→【四季折々の剃髪道】)、今のところは「とりあえず、もうしばらくは坊主のままでいいや」ノンキに考えていてもいいでしょう。

あるいは、高校でまた競技を再開するまでにはしばらく時間がありますから、「全国大会で一区切りをつけたから、卒業までの間は少し伸ばしてみよう。高校の合格記念 にまた坊主にして、その姿で卒業式に出よう。」というシナリオを描いてみるのも悪くないと思います。

Sさんの前途に幸あれ!

❤ ❤ ❤

★新人戦前になると、毎年のようにお坊さんが出来上がります★

こちらはロングヘアからいきなり剃髪(いわゆるスキンヘッド)へと直行だそうです。そして、おたよりを戴いてから現時点で丸1年ですから、また今年も夏休み明け早々に断髪式挙行で、1年ぶりの剃髪再開、という段取りになっているでしょうか?

●2018.09.08 Mさん(女性)

つるつるになりました!!

私たちの学校のソフトテニス部新人戦前になると男女問わず断髪式で剃髪するという伝統が昔からあって毎年のようにお坊さんが出来上がります。私たちもそれを知って入部しているので、髪に未練はないつもりです

今年は女子部に私含め6人入部してみんなロングだったのに一時間経てばみんな丸坊主姿になりました。もちろん先輩も丸坊主なので合わせて14人丸坊主になりました。五厘だけでも精神的にくるものがあって、も出ましたが、伝統を守るためにも気合で剃りました。

クラスの子たちには頭を散々なでられほかの女子運動部もそれに即発(ママ)され丸坊主になってたので、私たちも頑張らないととかが(ママ)引きしまりました!!

とりあえず、失った髪の分、新人戦勝ってきます!

「私たちもそれを知って入部しているので、髪に未練はないつもりです…笑」と書いておられるので、無理矢理というわけではないと思いますが、一歩間違えるとパワハラになりかねないので、今後も節度を守りつつ伝統を引き継いでいっていただきたいところです。

それはそうとして、他のおたよりなども拝見していると、中高生女子の坊主・剃髪デビューという冒険の「感染力」には凄まじいものがあるなあ、とつくづく感じます。どのおたよりでも最初に2-3人が坊主・剃髪デビューを果たすと、そこから雪崩を打ったように多数の女子が一気に坊主・剃髪への仲間入りを果たすのです。

…ふと、昭和の時代の「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」というフレーズを思い出しました。イマドキの女子の中には、世間体が許せば(あるいは何か口実が作れれば)一度は坊主を経験してみたい、そのときに仲間がいれば心強い、という人が潜在的にはかなりたくさんいらっしゃる、ということを改めて実感しました。

弊社では引き続き、そういった方々への後押しを続けてまいります。

❤ ❤ ❤

★先生は冗談で丸坊主だな!って言ってたらしいですが★

かつて頭を丸めたことがある、というおたよりです。こちらもロングヘアから一気に五厘です。

●2018.08.05 Yさん(女性、高卒相当〜20代)

私が丸坊主にしたときの話。
私はあの日、ある大会でした。
明らかに流れは私でしたが、
負けてしまいました。
先生は冗談で丸坊主だな!って言ってたらしい
ですが、私はそれを間に(ママ)受けて
会場から床屋に直行して、
一番短いやつお願いしますといって
頭を丸めました。
この後は丸坊主になったません(ママ)
また最近頭を剃り上げたいなと思っています。

「先生は冗談で丸坊主だな!って言ってたらしいですが、私はそれを間に(ママ)受けて」さらりと言ってのけてしまう、そしてそこにパワハラ・セクハラの臭いがほとんどしない、もちろん先生の責任問題にも発展していない、というところに時代の変化を感じます。

ちなみに、坊主挑戦の機会今後いくらでもあります。たとえば、来年1月が成人式だとしたら、式が終わってレンタルの振袖を返却して、その夜の同窓会の前に頭を丸めてしまう、という手があります(→【特集・成人式 (3)】)。もちろん、来年あたりの夏の時期に「暑いから」という口実で断髪に踏み切るのも当然アリ。ぜひチャンスを見つけて、再挑戦してみてください!

❤ ❤ ❤

★夏休み最終日。何か学期始めにインパクトのあることを…★

昨年の夏休み最終日(2018.09.02(日))に剃髪デビューされたかたです。9月といえばまだ気温は十分に高くて、でも日照りはピークの時期ほどキツくはなくて、絶好の(?)坊主日和といえます。

(そういえば昨年は、「暑さ寒さも彼岸まで」という諺の通り、9月はガッツリと残暑が続いたと思いきや、10月になると秋晴れを通り越して一気に冷えるという、ジェットコースターのような気候たったのでした。)

●2018.09.04 Mさん(女性)

おととい丸坊主にしました!

夏休み最終日宿題も残ってない何かしようと思った時に、しばらく考えたのちに何か学期始めにインパクトのあることをやろうと思って、修学旅行体育祭のある9月に自分のだらしない夏休み生活体育祭への気合いを入れよう思って人生初の床屋に行きました!

短さは迷ったのですが、どうせなら後戻りできない五厘にしました!

バリカンが真ん中に入ったとき、想像以上に寒くて、びっくりしました。しかし、五厘では立ち止まれず、つるつるにしてしまいました

昨日学校に行くとみんなに修学旅行とか体育祭あるのに何があった!?って言われました
でも同じ団の女子ほとんど丸坊主いいかもって丸坊主になってくれました
好評で助かりました
これで行事もみんなで楽しめそうです!
卒業式までには髪は元の太ももまであったロングには戻らないと思うのでまたみんなで、次はまたみんなで頭を剃って卒業式に出たいです!

またご報告します!

昨年の時点での学年が書いていなかったのですが、「卒業式」ということでもしかして、その学校での最後の学年(小6・中3・高3)だったのでしょうか?「またご報告します!」とのことでしたので、ぜひ続報をお寄せいただければ幸いです。

❤ ❤ ❤

今日「も」まだ続きます。
 

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