★はじめに★
このページにお越しの皆さまには今さら説明するまでもないことですが、世の中には「丸坊主に挑戦してみたい」という憧れを潜在的に抱いていながら、恥ずかしくて他人には言えない、という方がたくさんいらっしゃいます。これは決して男性だけではなく、もちろん女性にもそういう方は多数いらっしゃいます。表に出てこないだけで、潜在的坊主願望人口の実数はかなりの数にのぼると弊社では推測しています。
ところが、実際に意を決して頭を丸めてみたものの、自分自身の見慣れない姿に不気味な違和感を感じてしまって、あるいは周囲からの好奇の視線が気になってしまって、坊主・剃髪というスタイルをキープすることに漠然とした不安を覚えてしまう、その結果としてまた元の月並みな髪型に逆戻りしてしまう、という人もまた、現実には少なくありません。
一般論として、両親と同居している人、あるいは親からの仕送りに頼っている若い人の場合、親の押し付けてくる「古い常識」に抗うのは難しいでしょう。あるいはパートナーのいる男性が坊主にしたいと思っても、相手の女性が難色を示すことはよくある話です。さらに極端な場合として、パートナーのいる女性が頭を丸めたいと言い出したら、大抵の男は激しい拒絶反応を示すことでしょう。
もちろん身内以外にも、学校や会社で毎日顔を合わせる人の視線は当然、気になります。特に既婚女性の場合、「ママ友」「姑」という大難関が2つも同時に立ちふさがります。そういう周囲からの評価を気にして坊主・剃髪という自分の選択に自信を持てなくなり、結局はまた有髪に戻ってしまう、というのはよくある話です。
★そこで「30日ルール」の出番です★
そこで活用すべきテクニックが「30日ルール(30-day rule)」という手法です。これは坊主デビュー・剃髪デビューのみならず、様々なイメチェンに幅広く使えるテクニックです。
さてこの「30日ルール」、元々は英語圏の人の発案だそうですが、それを分かりやすく紹介している日本語のサイトがありますのでご紹介します。このページから、エッセンスの部分を引用します。
前回、シェイブドヘッド (スキンヘッド) のための英語の情報サイト を紹介した際に、ちらっと触れたのが「30日ルール」でした。ルールの内容は簡単。
はじめてシェイブドヘッドにした日から30日間毎日頭を剃ってメンテナンスすること。周囲の人からの反応が悪くても、取りあえず30日間毎日1日足りと欠かさず剃る。万が一途中で伸ばしたくなったら、30日が終わってから伸ばし始める。せっかく勇気を出してシェイブドヘッドにしたのに、
自分で似合わないと思いこむ、あるいは周りからの評判が良くないとかいう理由で剃り続けるのを辞め、
髪がある伸びたら伸びたで再びシェイブドヘッドに憧れるようになり、
長髪からシェイブドヘッドにするにはまたそれなりの勇気が必要で……こんなことを繰り返し、なかなか自分らしいスタイルを実現できていない人が多くいます。
シェイブドヘッドに限らず、一般的に「イメチェン」に失敗する人は似たようなジレンマに陥っている人です。
押さえておかなければならないのは
という、相反した二点の人間の習性です。
- 人は変化することに恐れを感じる動物である。
- しかしながら、変化したものがそのまま継続すると次第に慣れるものである。
このように、「毎日、剃髪姿の自分を周囲に曝す」という振る舞いによって、周囲の視線に「剃髪姿のあなた」という存在を繰り返し刷り込んでいくわけですが、同時に、「淡々と頭を剃る」という行為をあなた自身の思考回路へも刷り込んでいくわけです。頭を剃ることが毎日の生活習慣の当たり前の一部になってしまえば、もうしめたものです。
剃髪までは行かずに丸刈りでとどめる場合でも、半月、1ヶ月といった長期間にわたって髪を放置しているとその間に髪はどんどん伸びていきますから、丸刈りキープを目指すならせめて毎週1回、同じ曜日の同じ時刻にバリカンで髪を整えることを習慣として脳に刷り込みたいものです。なのでこちらの場合、しばらく坊主ライフの道を歩んでみよう、と決意した時点で、必然的にセルフバリカンの技法を習得することになります。
そして丸刈りの場合、初めてであれば30日といわず、60日(2ヶ月)くらいは続けたいところです。週1回の散髪を4-5回ではちょっと回数が足りないと思います。あるいは、非効率を承知の上で毎日頭にバリカンを走らせる、という方法もあるでしょう。
★30日ルールでステキな坊主ライフを!★
というわけで、これから人生初の坊主デビューを目指すという方も、以前は失敗に終わったから今度こそリベンジを目指したいという方も、ぜひ「30日ルール」を活用して坊主デビューの完遂を目指してみてください。
成功報告はいつでもお待ちしています!
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