みなさん、御無沙汰しておりました。今年の夏は暑さでくたばっていて、ウェブの更新どころではない状況でした。（Twitterの @LoveTonsure でも全然つぶやいていませんし。）
最近やっと心身の状態が戻ってきたので、ボチボチとこちらのサイトも更新していこうと思います。
さて、やっと猛暑の夏がすぎて、暑くも寒くもない季節がやってきました。そこで私は最近、暖かく晴れた日に「冷水剃り」という方法で頭髪の手入れをしています。
通常、T字カミソリで頭や顔を剃るときには、蒸しタオルやシャワーでその部分の毛根を温めてから、あるいは石鹸やシェービングジェルの類で剃る部分を泡立ててから、というのが半ば常識のようになっていますよね。でも、最近の私はあえて頭皮を温めもせず、石鹸の類も塗らず、バスルームでタライに冷たい水道水を汲んで、その水で濡らしただけのT字カミソリで頭を剃っています。
この冷水剃り、水道水の「ほどよい冷たさ」と体のぬくもりとのギャップがものすごくキモチイイのです❤ みなさんも、ぜひとも試してみてください。
ただしこれは、髪の下に隠れていたニキビや汚れの類が頭皮からすっかり落ちて、石鹸の類が要らなくなった剃髪中級者以上のひとの特権です。カミソリで剃るときにいつも出血してしまうという人は、「気がついたらいつの間にか出血しなくなっていた」という状態になるまではガマンが必要です。
さて、頭全体を剃り終わった時点では、剃った毛や皮脂などが頭皮にべっとりと残っています。なので、剃り終わったら最後に頭から軽くシャワーを浴びて洗い流す必要はあります。もし「首から下は濡らさないんだから」といってトップスを着たまま剃髪を開始してしまうと、シャワーを浴びる前に間違いなく、毛と水分と脂の混じった汚いモノが服の上に落ちて、服を汚してしまいます。もし服を脱げない場合は、散髪用ケープで首から下を覆うようにしてください。
あと、冷水剃りでは石鹸の類を使わないので、剃った毛と一緒に頭皮のアカが十分には落ちてくれません。なので、剃髪経験がそんなに長くない人だと、シャワーを浴びてバスタオルで全身を拭いても、頭皮に大量のアカが湧いてくることがあると思います。かくいう私自身も、剃髪して、無精して伸ばしてしまって…ということを繰り返しているので、まだそういう状態です。
これはもうどうしようもありませんから、アカが目立たなくなるまで毎回根気よくこすり落とすようにしましょう。ただ、当たり前のことですが、こすりすぎると皮膚を傷めて赤く腫れてしまいますので、こするのもホドホドにしておきましょう。
それと、T字カミソリを使い終わったら、刃の間に詰まった毛髪や皮脂などをしっかりと水で吹き飛ばしましょう。通常の剃髪でも言えることなのでずか、刃の間のゴミをそのままにして放置すると、すぐに刃がサビて使えなくなってしまいます。
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