橋本剃云

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剃髪・愛の会就職活動と剃髪道 (2)

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これを書いているのは、2019年3月の下旬です。つまり、今月までに学校を卒業して4月から就職予定、というかたは、既にほとんどが新生活への準備を進めていることでしょう。中には、既に就職先の新人研修が始まっているという人も多数いらっしゃるかもしれません。

そしてそろそろ、1年後の2020年4月に就職希望という人を対象にした求人・求職活動が本格化してくる時期です。
そんな中、気になるデータを目にしましたのでご紹介します。

目 次
 
1. 気になるお話:「景気の後退局面」だそうです
2. 2019年10月には、消費税も上がります
3. では、2020年春卒業の皆さんはどうすべきか
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★気になるお話:「景気の後退局面」だそうです★

先日(2019.03.07)、最新の景気動向調査の結果が出ました。それによるとどうやら、日本の景気は「後退局面に入った」ということのようです。

実際、株価の推移を見てみると、昨年10月ごろをピークにして急にストンと落ちています(図の青線が日経平均株価赤線が米ドル-日本円の為替相場です)。今は1年前の水準にやっと戻ってきた、といったところでしょうか。

[日経平均株価(青)とドル円相場(赤線) 2019.03.15(金)までの1年間]

上記のチャートは「Yahoo!ファイナンス」より。

あるいは、個人事業主の確定申告を数多く手がけている税理士・公認会計士で、その名もズバリ芸能文化税理士法人の代表・山田真哉氏も次のようにツイートして、今春の確定申告(=2018年1月から12月までの収支報告)では株式の売却損を出した人がヤケに多い、と指摘しています。

山田真哉@確定申告YouTube配信中 @kaikeishi1

確定申告書をひたすら作成&レビュー
 ↓
今年はやたらと「株の譲渡損失の3年間繰越控除」の書類が多い
 ↓
つまり、去年は株で損した人が多い
 ↓
「景気の後退局面」だと肌感覚で知る(←いまここ!)

#確定申告 #税理士あるある
19:47 - 2019年3月7日

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★2019年10月には、消費税も上がります★

もうひとつ、2019年10月には、消費税の税率アップ(国税+地方税の合計で8%→10%)が予定されています。軽減税率が云々とか、外食はその軽減税率の対象外だけど外食店でのテイクアウトはどう処理するのとか、キャッシュレス決済にはポイント還元だとか、複雑怪奇な新制度が続々と導入されますが、細かいことはどうであれ、とにかく増税は増税です。この事実は基本として押さえておく必要があります。

しかも今年は、4年ごとの統一地方選挙3年ごとの参議院議員選挙が重なる年で、解散総選挙こそ考えにくいものの政局の大きな節目です。これを書いている橋本自身はおおむね楽観視していますが、結局のところ、あらゆる事態が発生しうる要注意の年です。

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★では、2020年春卒業の皆さんはどうすべきか★

とゆーことで、大学を今から1年後、2020年の春に卒業したあとにどこに就職しようか、といま探している最中の人は、今春に卒業・就職する人と比べると、少しだけ苦戦を強いられるかもしれません

というのも、実は株価というのは、半年後の失業率の変動にぴったり直結しているのです。にわかには信じられない、と思った方はぜひ、ご自身でデータを検証していただきたいと思います。過去の株価のデータ失業率のデータ今はWebで手に入りますので、株価の推移と半年後の失業率の推移とを重ね合わせて、Excelか何かでグラフにしてみてください。

さて、このデータが示すところは何かというと、昨年10〜12月の景気悪化の影響は、今年4〜6月ごろの雇用情勢に顕れるということです。ちょうど、1年後に就職したい大学生の就職活動の時期と重なってしまっています

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ただし、ここで大原則を再確認しておきたいのですが、50年先までの長い人生をトータルで見渡して考えるとやはり、安易な妥協は禁物だと思います。もちろん、すでに妻子がいるので安定した職に就きたい、という人は多少仕方のない面もありますが、幸いにしてそう言った縛りがなくて、逆に何か譲れない条件がある人は「その条件がダメなのであれば、自分はおたくの会社には行かない」と強気で出るべきだと思います。

景気が後退局面に入ったとは書きましたが、それでもまだ20年前の就職氷河期よりは遥かにマシな状況のはずです。世間もまだ「人手不足」という言葉を口にしつづけている状況です。もしここで安易に妥協すると、貴方はブラック企業に買い叩かれてしまいます。

ここの弊社サイトをごらんになっている方であれば、就職しても剃髪・丸刈りという髪型を続けたいという方が少なくないでしょう。そういう方は、次回で詳しく述べますが、「今の剃髪・丸刈りのままの貴方がほしい」と言ってくれる企業だけにターゲットを絞りましょう。もしそれで書類審査で門前払いするようなところがあるなら、そんなところはこちらから願い下げ、という覚悟を決めて臨むべきでしょう。

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というわけで、取り急ぎ速報でした。
 

私が思う「就職活動のあるべき姿」

具体的にどう闘うべきか