現在実施中の【声かけキャンペーン】では常々、「髪が邪魔だからいっそスキンヘッドにしてしまいたい」という人に対しては、「週イチのセルフバリカンで0.5mmの丸刈りをキープするのがいちばんラクチン」とオススメしています(→【髪をメンテナンスフリーにしたい方へ。オススメはスキンヘッドじゃなくて、0.5mmの丸刈りです!】)。
今までの経験上、6000円くらいする高価なバリカンなら間違いなく大丈夫だ、という確証はあったのですが(→【自分のバリカンを持とう】)、2000円するかしないかの安い機種でもきちんとこのペースで刈れるのかどうかについては、今まできちんと確認をとっていませんでした。ある程度まで髪が伸びてくれないと、安いバリカンではなかなかキレイに刈れないのです。
というわけで、実際に自分の髪で試してみましたので、その結果などについて簡単にお伝えしようと思います。
結論からいうと、安いバリカンでも、1週間くらい伸ばせばきちんと刈り直せる、ということが確認できました。
今回使った機種は、TESCOM TC-316という中国製の安いバリカンで、購入当時の価格は2095円(税込)でした。この機種はたぶん、アタッチメントを外せば0.8mmくらいに刈れる品物だと思います。(刈った後に掌で頭を撫でてみると、ザラザラ引っかかるというよりはサラサラと滑る感覚があります。)
今回、まずはいちど0.8mmに刈って、そこからちょうど8日後に、また0.8mmに刈ってみました。
そうすると、一応キレイに刈れることは刈れますし、刈り終わった部分とまだ刈っていない部分との色差もはっきり見てとれます。ただ、手で触った感触だけでは、既に0.8mmに刈り終わった部分と、まだ3mmのまま残っている部分との鑑別が難しいようにも感じました。なので、もしこの頻度でキレイに刈るのであれば、刈り残しがないかどうかを合わせ鏡でしっかり確認しながら刈るのがいいでしょう。
ちなみに、男性のヒゲ用に6000円くらいで売られている機種(「バリカン」ではなく「ヒゲトリマー」という商品名で売られています。以前に私が使っていたのはPhillips QT4005です)あたりなら、アタッチメントを外せばキレイに0.5mmに刈れてくれて、その状態だとしっかりタオルなどが引っかかってくれます。
でも、我が家では今のところ上記の安いバリカンで十分間に合っているので、それが使えるうちはしばらく使い続けてみようと思います。
さて、キレイに刈れるとはいっても、刈り直しまでのわずか1週間強では、髪は3mm弱しか伸びません。なので、とことんまでラクをしたいかたには実は、2週間に一度くらいのペースで0.8mmに刈る、という選択肢もあります。こちらのペースであれば、鏡なしでもキレイに刈れるはずです。
あるいは、少し長めの丸刈り、具体的には5〜6mmくらいをキープしたいという方(→【Q0003】)も、2〜3週にいちどのペースで刈るのがベストでしょう。
結局のところ、最適なセルフバリカンのタイミングは個々人の髪質や好みなどによって変わってきます。なので、最適なタイミングが見つかるまで色々と試していただきたいと思います。